恋愛

彼の夢と同じじゃないのが悲しい。方向性の違いで好きなのに別れた愛ある関係性

こんにちは、心理カウンセラー諏訪田(すわだ)佳代です。

こんなラブストーリーが
あったとしましょう。

『彼の才能や、知識や、
夢に惹かれて、
付き合い始めて、
できることなら
ずっと一緒にいたいと
思っていた。

だけど、幾つかの
季節を共にする中で、
彼が自分の壮大な夢を
共に生きることを
求めるようになってきて、

つきあい始めの頃は
それもいいかなと
思っていたのに、
やっぱり私には私の
やりたいことがあって、
それを無い事にできなくて
2人の間にズレが生じる
ようになってお別れした。

別れるのは自分で
決めたことだけど、
彼の夢と私の夢が
同じじゃないことが悲しくて、

彼と同じことを
自分が望めるなら、
大きな夢に向かって
人生を共にできたのに…』

こうした彼の壮大な夢に
ついていきたいけど、
ついていけない…
彼と同じじゃないことが悲しい
という愛ある関係性について

この記事では、
心理学的に言うと
彼はどんな人で、
また、二人の間では
どんなことが
起きていたのか、
紐解いていきましょう。

彼と彼女という
1つの関係だから、
2人で1つの世界と
思われることもありますが、

彼から見た真(まこと)の世界と
彼女から見た真の世界があり、
関係は1つなのに、
全く異なる2つの
内なる信実があるかもしれません。

永遠の少年とは

相手と同じじゃないことが
悲しいと感じた恋愛では、
相手はこんなタイプの人に
あてはまるかもしれません。

・夢は世界平和
・すごく純粋
・飛行や登山、山籠もりが好き
・自由が大好き
・結婚などの契約を不自由に感じる
・リーダー力がある
・天才だと思っている・言われる
・別れた後すぐ別の女性とつきあう
・他者からの批判に敏感
・母親の言動に動揺しやすい

上記のような特徴は
心理学の世界でいうとろこの
永遠の少年にあたるものですが、

深層心理分析で世界的に
高名なフォン・フランツの書籍
永遠の少年『星の王子さま』の深層
から、永遠の少年について
詳しくみていきましょう。

永遠の少年とは、
思春期の心理に
とどまっていることを指し、
芸術家のように、
みずみずしい少年を
保持しています。

どこか今の人生は
「仮の人生」で
自分はまだ本来の人生を
生きていないという感情を
常に持っています。
理想の恋や職業など、
将来いつか本当のものが
やってくると
感じていています。

救世主コンプレックスがあって、
いつの日が自分が世界を救う
という思いを描いていたり、
哲学、宗教、政治、芸術
などの分野で
自分が最後の決定的な
発見や行動を行うのだと
信じたりする。

永遠の少年「星の王子さま」の深層

こうした恋愛関係においては
相手との距離が
近くなりすぎて苦しいんだけど、
でも離れたくないというような
しがみつきたいような感覚も
沸くこともあるかもしれません。

付き合う人は支配欲が強いけど、支配されたくない

彼と彼女のお付き合いは
2人で1つの関係ですが、
永遠の少年のように生きる彼との
お付き合いでは特に、
世界が2つあることに
気づかないことがあります。

世界が2つあるというのは
関係は1つだけど、
同じ恋愛体験をしていても
受けとめた感情は、
それそれに全く違うかも
しれないということを感じず
そのことに盲目になります。

2人で1つの関係について、
彼の立場から見た
真(まこと)の世界があり、
彼女の立場から見た
真(まこと)の世界があります。

例えば、彼は彼女のためと思って、
自分の知識や経験から
彼女が成長できるように
こうしたほうがいいよ、
ああしたほうがいいよ、と
いろいろアドバイスします。

彼女も最初は、
言われたことを
聞いていたのですが、
一緒にいる時間が
長くなるにつれ、

どこか彼は私のためと言いながら
自分の夢に私を寄せてきてる
彼の夢を実現するために、
もしくは
彼の夢を一緒に生きるために
こうあって欲しいという思いを
自分に向けているのでは
ないかと感じて
支配されたくない
というよう感覚を
もつかもしれません。

別れた後、
彼と彼女がこの関係を
どう見ていたか、
それぞれの真の世界、
つまり内的信実は
どんなものなのでしょうか。

彼の方では、そもそも、
相手のためだと思って
彼女にあれこれアドバイスしたり
彼女の世話をしたりする時に、

本人にアウェアネス(気づき)が
なかったとしても、
「相手を支配する」ことに
つながていたりします。

ですが、意識では
支配してるつもりはないため、
彼女が自分の思いに
ついてきてくれないと、

僕はこんなに彼女のことを
愛しているのに…というような
相手に受け入れられなかった
傷つきや怒りを
無意識では感じています。

一方で、彼女の方としては、
私のためといいながら、
どこか彼の支配欲を感じ、
自分のやりたいことを
やらしてもらえないように感じ
自分の夢を応援してもらえない
怒りも感じたりします。

本来は、関係は1つでも
世界は2つあって自然なのですが、
世界平和や飛行・山籠もりなどの
夢のある関係性においては、
1つの関係に二つの世界が
あることが見失われがちです。

そして、彼の、「僕はこんなにも
愛しているのに
どうして分かってくれないの?」
という思いは、幼少期の
母子関係が背景にある
ことが考えられます。

とりつかれたように彼のことが頭から離れない

フォン・フランツの言った
永遠の少年のような異性に
惹かれるときの
心の在りようは
どんなものなのでしょうか。

付き合う前や
付き合い始めなど特に、
24時間、四六時中
彼のことが頭から離れなくて、
とりつかれたのかというぐらい
彼のことばかり考えて
しまったかもしれません。

永遠の少年原型を生きる人には
そういったパワーがあります。

永遠の少年原型の原型とは
ユング心理学のいうところの
集合的無意識の次元にあたり、
意識次元よりも
はるかに強いパワーを持っていて

一度惹かれたら、関係を持つ前に
離れるのは技がいります。そして
そのままお付き合いしても
永遠の少年との恋は
長続きしないことも多いです。

それは例えば結婚するなどの
根付くことではなく、
(ダウンではなく)
常に、飛行や登山などの
上に(アップ)飛ぶことを
求めているのと関係しています。

ギリシア神話に登場する
イカロスの神話が分かりやすいです。

「イカロスは蝋(ロウ)で
固めた翼によって
自由に飛んでいける
能力を得ました。
太陽に近づきすぎると、
蝋(ロウ)でできた翼が
溶けることを知っていたのに、
自分こそ飛翔(アップ)
できると思い込み
太陽に接近しすぎて翼が溶け、
地面にたたきつけられて
しまいます。」

アップだけでなく、
ダウン(根付く)と
両方が心にあると
全体性に向かえるのですが、
イカロスはそれを好みません。
そこには万能感を手放す
痛みが伴うからです。

まとめ

彼の夢と自分の夢が
同じじゃなくて悲しいという
愛ある関係性の別れに
隠れているかもしれない、

2人の無意識の間で
浮遊していたかもしれない
支配のテーマ、

1つの関係性なのに
真(まこと)の世界は
2つあるかもしれないこと、

そして永遠の少年の苦悩
などをお伝えしました。

恋愛相手が変われど、
支配のテーマが恋愛で
でてくるようでしたら、
あなたがいいなと感じる
カウンセラーを
利用してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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