人間関係

傷つくのが怖い、ストレスな人間関係から心を守る11個の工夫

こんばんは、心理カウンセラー諏訪田(すわだ)佳代です。

私たちは日常生活で
傷つくことへの護りとして
自然のうちに
様々な工夫をしています。

それは好きな人や
パートナーなど
大切な相手ももちろん、
職場などの日常の
人間関係でも
日々無意識のうちに
傷つきから
いろんな工夫をして
心を護っています。

フロイトは、
防衛機制とは
心の安定をはかるための
自我による種々の無意識的な
働きと言いましたが、

この防衛機制を
理解することにより
人の思考、感情、行動の
背景にある欲求や葛藤が
読み溶けやすくなり、
大切な人との
コミュニケーションに
役立ちます。

11の工夫を先ずご紹介し、
その後、11の中でも
心の防衛としてよく使われる
投影について具体例から
理解を深めることで
ストレスな人間関係の
謎解きをしていきましょう。

心を守る11の工夫

私たちが、無意識のうちに
行っている防衛に
どんなものがあるのか
見ていきましょう。

1)抑圧 (Repression)
自分自身が受け入れられない
苦痛な感情や記憶などを
意識から締め出し、
無意識に押し込むこと
抑圧といいます。

例え:
知識がないという
コンプレックスを
持っているから、
教えるということは
自分にはできないと
無意識に抑圧する。

2)同一化・同一視(Identification)
自分にとって
重要な他者と自分を
同じものにみなすこと。
他人のすぐれた能力や行動を
自分のものであるかのように
みなすこと。

例え:
好きな先輩を意識して
同じような服を着たり、
同じような言動をとること。

3)投影(Projection)
自分自身が「抑圧」している
思考、感情を自分ではなく
相手が持っているように
感じること。

例え:
知識のないという
コンプレックスから
教えることを
抑圧しているため、
教える人に、
自分を投影し憧れる。

4)変動形成(Reaction Formation)
あることを抑圧しているときに、
それと正反対の行動をとること。

例え:
好きな女の子に対し、
好きじゃない態度と取る。
深刻な話をしながら笑う。

5)否認(Denaial)
苦痛、脅威となる体験や
不安や不快をもたらす
出来事を否定すること。

例え:
彼と一緒にいるのが
本当は苦しいけど、
別れたくなくて
苦しいを否定すること。

6)退行(Regression)
以前の発達段階へ
戻ることによって、
愛情や注目を求めたり
欲求を満たしたり
しようとすること。

例え:
妹が弟が生まれることで
上の子の赤ちゃん返り。

7)抑制(Suppression)
不安を感じるような
物事について意識的に
考えないようにしたり、
願っても手に入れることが
難しいと思われることについて
考えることを避けたりすること。

※判断なく起きているのが抑圧
意識化して判断するのが抑制

例え:
学者になりたいけど、
(なりたいという意識に
気づいてはいるけど)
自分には無理だと判断する。

8)置き換え(displacement)
現実にある感情や衝動を
感じている対象に
対してではなく、
何か代理となるものに
その感情、衝動を向けること。

例え:
ストレスを感じると
食べてしまう。

9)合理化(rationalization)
何かと理由をつけて
自分の正当性を
保障しようとしたり、
満たされなかった欲求に対し、
正当な理由をつけて
正当化すること。

例え:
このビジネスを勧めるのは
これはみんなのためだから。
みんなが幸せになるのを
手伝うのが好きなんだ。

10)補償・代償
(Compensation)
ある劣等感を持っている
ことに対して、他の事柄で
優位に立つことで
その劣等感を
補おうとすること。

例え:
内面に自信がないから
経済力をつけて
自信を持つ。

11)昇華(Sublimation)
強い欲求や衝動を
現実の社会で認められている
芸術やスポーツなどの
高次の価値を実現することで
発散すること。

例え:
満たされない攻撃性を
芸術で表す。

投影:あの人は○○だという噂話のホントのところ

いろんな防衛がありますが、
なかでも私たちが日常的に
行っているのが投影です。

例えが分かりやすいので
例えで見てみましょう。

例えば、40代既婚女性が、
土曜日なのに朝早く起きて、
家族の食事を作り、
きれいめな服を着て、
家族が起きる前に
外出したとします。

この文章を見て、どんなことを
想像(投影)しますか。

「土曜日まで早起きして
お仕事なんて大変だ。」と
休日出勤の女性を無意識に
投影されたかもしれません。

もしくは、
「不倫をしていて、
罪悪感があるから食事は作り、
家族に着飾った姿を見られないよう、
家族が起きる前に外出した。」
と想像(投影)されたかもしれません。

はたまた、
「土曜日だから子供のことは
夫にお願いして、趣味の集いに
参加するため外出した。」
と主婦の方を想像(投影)
されたかもしれません。

まったく同じ文章なのに、
展開される想像は全く異なります。

このように、私たちは
自分の内的な世界を投影して
物事を見るものです。

投影:嫉妬や恐れと人間関係

投影について、さらに
見ていきましょう。

投影は、実は
苦手だなと思う相手にも
素敵だなと思う相手にも
働いています。

投影なしに相手を見ることは、
なかなか難しいため、
投影のことを頭の片隅に
置いておくだけでも、
起きていることを
整理しやすくなります。

苦手な人、嫌だなと感じる相手

例①
カフェでゆっくり
している時に、
子供が大きな声で泣いて、
ママに訴えているのを見て
なぜかイライラするとしましょう。

他者に対し何かしらの感情を
持ったときに、相手の
どんなエッセンスに
感情が動いたてるのだろうと
ゆっくり振り返ってみてください。

例えば、カフェの例であれば、
そんなに堂々と自分のWantを
訴えていることに
イライラしたというのが
見えてきとしたら、

ほんとは、自分もどこかで
Wantを誰かに言ったり
甘えたりしたいという想いが
あるけども、それを抑圧して
感じない工夫をしていることから、
Wantを表現したり
甘えたりする他者を見ると
イライラするのかもしれません。

例②
もしくは職場で、
全社会議などでも、
よく発言する女性を見て、

あの人は目立ちたがり屋
だなと思う人もいれば、
ご自身の意見をしっかり
発言できる方だなと
感じる人もいます。

これも自身の内的な
エッセンス、
だけど、時分のものと
思っていないものを
相手の中に見るのですね。

目立ちたがり屋だなと
感じる場合には、
ご自身の中に、
他者から承認されたい
という欲求が
あるのかもしれません。

意見をしっかり
発言できる方だなと
感じる場合には、
ご自身の中にも
そういったエッセンスがあるため、
その芽を耕して
いかれるといいかもしれません。

例③
もともと猫好きだけど
どうもやたらと最近
猫が可愛く見えて
しょうがない。

どうしようもなく
惹かれる相手には
どんなところに
惹かれるのか
そのエッセンスを
感じてとってみましょう。

そうすると例えば、
ホントは赤ちゃんが
すごく欲しいという
想いがあるけども、
それを抑圧して
自分のWantと
意識の中でなっていない場合に

どうしようもなく
相手に惹かれることになります。
ここで、何かのきっかけで
あ、すごく赤ちゃんが
欲しいと思っているから、
ここまで猫に惹かれてたんだと
気づくこどもあるかもしれません。

そこで、腑に落ちるという
体験をすると、不思議ですが、
どうしようもなく猫に
惹かれるという想いが
少し落ち着いて、
猫を猫として可愛いと
感じるかもしれません。

まとめ

私たちの心は普段、
無意識のうちに様々な方法で
傷つくことから
心を守る工夫をしています。

それほどに、
心の傷つきというのは
痛みを感じることなんですね。

心を守るために
無意識のうちにどんな工夫を
しているのかと、
その中でもよく使われる
投影について
例題をご紹介しました。

これを踏まえるだけでも、
嫌だなとか、苦手だなと
感じた時に、
少し冷静に、物事が
見えてきたりして、
他者との関係が少し捉え方が
変わってくるかもしれません。

ご参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

無料オンライン講座

【無料オンライン講座】
メールアドレスを登録して、
『人の顔色を伺ったり、
相手にどう思われるのか気になる
本当の理由と、
数ある心理療法の中で
このお悩みに向いている心理療法が
どれかを知れる』
15分の無料動画を受け取る⇓

購読後、メルマガ解除を希望される場合は
メール末尾のURLから簡単にできます。
フォームにご入力いただいた個人情報は、
暗号化通信されますのでご安心ください。

関連記事

  1. ヒーリング・コーチングとカウンセリングの違い。初めてのカウ…
  2. いつも相手の顔色をうかがい、相手優先で自分がどうしたいのか分から…
  3. 上司や友達に正しく評価されなくて、疎外感を感じて寂しい。
  4. コロナ渦で職場や友人との関係がこじれるホントの理由
  5. 結婚やお金をえても幸せじゃない、長期的に幸せとはなにか。
  6. 良いリーダーには自己固定感の高さがスキルより大切。リーダシップと…
  7. 将来への漠然とした不安。お金は絶対的な安心をくれる?
  8. 誰かを見下し貶すのは、本当は自分のことを見下しているからかもしれ…

ピックアップ記事

PAGE TOP
PAGE TOP