夫婦療法・カップルカウンセリング

外面がいい夫・息子・彼氏が、家では豹変し、すぐキレて暴君となる理由

こんにちは、心理カウンセラー 諏訪田(すわだ)佳代です。

今日は、外面がいい家族や
(旦那、息子、兄弟)彼氏が、
家族の前では豹変したかのように、
家族に対しては横柄な態度で接し、
家族に罵声を浴びせたり、

すぐキレたりして暴君となる
お悩みについて、
その背景にはどんなことが
隠されているのか、
3ステップで紐解いていき、
最後に暴君から抜け出す方法を
ご紹介します。

1)まず、家族に潜む深層心理をご紹介し、
2)その深層心理がいかに家庭内で暴君をつくるか、
3)その深層心理と密接に紐づいている
「世間の目」を解説し、世間に対し
いい顔をする理由をご紹介していきます。

家族メンバーが暴君となるの深層心理

このようなお悩みを持つご家族は、
日本には特に多いです。

理由は、時代が
農耕、工業、産業を経て、
情報化時代となった今でも、

心理的には、村落共同体の時のまま、
みんな同じでなければいけないという
同調圧力が強く、

村の掟や秩序から
外れたことをすると

村八分にされ(イジメられ)、
世間から排除されるという深層心理
が、

現代にも受け継がれていることに
関係しています。

家族が家で暴君のように
振舞うことと、
昔の農耕社会の時の深層心理が
関係している?

どういうこと?
と思われたかもしれません。

この後一緒に見ていきましょう。

正体は、グレートマザー(母なるもの)

その深層心理の正体は、ユングがいった
グレートマザー(母なるもの)です。
グレートマザーとは、
ユング心理学でいう元型の一つです。

元型とは私たちの個人の意識や、
個人の無意識よりさらに深層の
集合的無意識次元にあると
考えられるモノです。

集合的無意識とは、個人の歴史とは関係なく、
私たちが生まれながらに持っている本能
とも言われています。

このグレートマザーには、両面性があり、
良い面が出ると子供を慈しみ育みますが、
悪い面が出ると、あまりの可愛さに
子供に過干渉に関わったり、
可愛いあまりに子供を飲み込み、
破壊するような悪い面があります。

外面がよく家では豹変し
暴君化する家系には、
このグレートマザーの悪い面が
作用していることが多いです。

グレートマザー原型の悪い面が働くと、
自分になること、私になること、
分離することを裏切り
感じる心理が働きます。

つまり、心理的には、
個々が存在しているというより、
家族同士が地続きな心理状態です。

地続きな相手ですので、
言わなくても分かるでしょ
言わなくても聞かなくても
分かっている(と思っている)。という
コミュニケーションスタイルが
よくとられます。

言葉で確かめなくても
分かっているという
内的信実がありますから、

女性が相手に
言葉で確かめることなく、
空気を読むように、
先回りし気づかいをすることで、
相手が自分の手足のように
なんでもやってくれるのが
あたりまえと感じ

男性はどんどん暴君化していきます。

そんなつもりはなくても、
グレートマザーがテーマが
深層にある家系の場合、
「過干渉な母と子供」という関係が
家族間(夫婦間でも)展開されるのが
自然と言われています。

グレートマザー(母なるもの)と密接に紐づいている世間の目

このグレートマザーと
似たものに世間があります。

歴史学者の阿部謹也氏の
「世間とは何か」の書籍で、
西欧との比較でこんなことを書いています。

西欧では社会というとき、
個人が前提となり、
社会をつくりあげている
最終的な単位として
個人があると理解されている。

対し、日本では親が子に
そんなこと社会では通用しないよ、
というこはそう多くなくても、
世間では通用しないよ。というふうに
私たちは世間という枠組みで生きている。

日本の世間は社会ではなく、
世間は自分が加わっている
比較的小さな人間関係の環なのである。
とあります。

海外では有名人の恋愛報道で、
「お騒がせしてすみません。」と
謝ることはないですよね。

海外では個人が前提ですので、
自分が恋をしたことや、
それが報道されたことで、
謝罪するようなことはありませんが、

日本では、自分が一員である世間(環)の
みなさまを騒がせたことを謝罪するのです。

日本では、個が社会に
参加しているのではなく、
在るのは、みんなが属する世間
という一つの枠組みですから、
世間から白い目で見られるような
事態は避けようとし、
同調圧力が強く働くのですね。

ですが、世間の目が
あまりに気になり過ぎると、
上で述べたグレートマザーの
悪い面と同じ働きをします。

グレートマザー同様、
世間は、自分になること、
個になることを許さず、
主体性を奪うものとなりかねません。
世間の目に食われて、
身動きが取れなくなるのですね。

暴君のように振舞う夫・息子・兄弟は、
世間と不可分の母なるものに、
ある意味主体性を奪われ、

自分というものではなく、
世間を基準に生きているので、
世間がなくなってしまったら
行動の指針を失ってしまうわけです

グレートマザー(世間)の前で
いい子になるしかないようになっています。

どうすれば暴君がおさまるのか、解決方法

解決のカギは、家族の中で境界線を持つことです。

暴君がおさまるようにするには、
家庭内で暴君のように振舞う
相手の言いなりになるのを止め

その人の手足となり
なんでもかんでもするのを止め

過干渉になるのを止めること、です。

だけど………これは難しい。

これが家族のため
自分のためにと
頭で分かっても
関係性を変えるのは
なかなか難しいからです。

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