人間関係

仕事量が多くなることの対策に役立つ育った環境との類似点を見つけること

こんにちは、心理カウンセラー諏訪田(すわだ)佳代です。

会社で何かと
自分の仕事に加え、
同僚の仕事を
フォローすることに
なることが多く、

チームの中でも公平感がないし
上司も同僚にも、
なんとかしてくれるだろうと
思われてしまっているとこがあり、
結局他の人の分もしてしまう。

その上、手伝った挙句に
期待したようには、
上司が褒めてくれず
裏切られたように感じる。

このようなお悩みが
あったとしましょう。

このような状況が続くと
肉体的にも精神的にも
負荷が大きく
長く働くのは
ストレスですよね。

こういった職場環境で
どのようにしたら
仕事量が多くならないのか
また職場での人間関係も
改善するのか
見ていきましょう。

仕事も職場の人間関係も、境界線が鍵

自分が本来担当している
お仕事とは他に
チーム内の他のメンバーの
お仕事もフォローすると
お仕事の量が増え
辛いですよね。

この時に、まず振り返ると
よいことは、
文脈の中での自分の役割です。

文脈というのは、
ここでは会社ですよね。
役割は何でしょうか?
部下がいる管理職でしょうか。
後輩の仕事の進捗も
管理するスーパーバイザーの
役割でしょうか。
それとも、1社員でしょうか。

具体例で見ていきましょう。
仕事が増えて大変な
部下のいない
スタッフ(平社員)を
Aさんとしましょう。

チームは部長、マネジャー
スタッフ(平社員)3人の
計5名のチームです。

スタッフの社歴は
3人とも5年前後で
みんなそれなりに仕事に
慣れています。

ですが、
チームの中のスタッフBさんが
英語を使うお仕事が苦手で
本当はAさんの仕事ではないけど、
Aさんが残業し
Bさんの代わりに
仕事を終わらすことがあり、
こうしてAさんの仕事が
少しずつ増えています。

Aさんはチームのためにやったのに、
上司がAさんが期待したようには
褒めてくれず、上司に対し
裏切らたように感じています。

ここで、文脈と役割に
立ち返って
整理してみましょう。

そもそもAさんはBさんの
仕事をカバーするような
Bさんの上司の役割では
ないですよね。

ですので、Bさんが
英語のお仕事に時間がかかることが
もう分かっているのであれば、

上司であるマネジャーが
Bさんの仕事の進捗を管理し、
もし終わらないようであれば
上司がその仕事をAさんや
もう一人のスタッフCさんに
仕事量のバランスを見て
お願いをしたり、

もしくは、それでは
みんなの仕事量が
多くなりすぎるから
パートで誰かもう一人
来てもらうなのかなどを
考えるのが上司の役割です。

Bさんが大変そうだなと
気づいたのが
Aさんだけだったとしても、

Aさんが、自身の判断で
Bさんの仕事をするという
自分の役割を超えて
お仕事をすると、
周りや同僚はAさんが
動いてくれるのを当然と
感じ始めるかもしれませんし、

境界線がなくなり、
どこからどこが自分の仕事で
どこからどこが
相手の仕事か分からなくなり、
境界線が保たれず
人間関係でも衝突が
多くなります。

Aさんが、Bさんのお仕事を
するときは、上司に判断して
もらうようにしたり、

毎回と思っても毎回、
上司にこの仕事をどうるすのか
聞くようにすると、

AさんがBさんをフォロー
するのが当然という
ところから抜けていき、
Aさんは自分の仕事をするという
文脈と役割と一致したところに戻れ、
仕事量も人間関係も
ストレス軽減につながります。

文脈と役割は、ゲームの
ルールのようなものです。
サッカーであれば、
手を使ってはいけないという
ルールがありますよね。

これを守らないと
何がよくて、ないがよくないのが
分からなくなり、
ゲームが成立しなくなります。

また審判なのに、審判が
役割と越えて、時々選手を
手伝ったりすると、
それが善意であったとしても
状況が混沌としてきます。

このように、ご自身に
いろいろ行う能力が
あったとしても、
会社という文脈では
役割の枠組みを
大切にするのが得策です。

もし上司にもろもろ相談しても、
上司がリーダーシップを
発揮してくれず、
困る状況が続く場合は、
上司の上司に相談してみるのも
実際によく行われることです。

仕事量が多くなることと、育った環境の関係

会社での人間関係は
育った家族と同じような
関係性を持つことが多いです。

上記の例で境界線が鍵と
お伝えしましたが、
家族の中でも
大切なのが境界線です。

上記のAさんは、
もしかしたたら、
家族内で、例えば、
母親が家事で忙しいし
父親は仕事が忙しいから、
弟たちの面倒は自分が見なきゃと
子供でありなが、
親役割を家族で担うようなことが
あったのかもしれません。

もしくは、両親も一生懸命
やってはくれているけど、
他の家族のように
親に安心して頼るというような
ことができないから、
私が頑張らきゃと
子供の時から、
子供という役割のままで
いられなかったのかもしれません。

境界線が大切と書きましたが、
ここで言っている
境界線というのは、
心の内側に人が持つ
境界線を指しています。

この境界性が曖昧だと
家族が融合状態になり、
家族の問題が起きやすいと
精神科医のボーエンが
教えてくれました。

家族の中での
境界線が曖昧であれば、
家族の他のメンバーが
大変な思いをする代わりに
自分が大変なことを
しようとする働きも起きます。

ホントは、その本人が
その大変さを体験し
トライエラーを繰り返すの
応援してあげると
その人の丈夫さにも
つながっていくのですが、

境界線が曖昧な家族では
相手の問題を
巻き取ることが起きます。

こうした内界構造を
心にもっている場合、
職場でも同じように
相手の問題も自分事に
なってしまいやすくなります。

家族での親が会社での上司で
家庭での兄弟が会社での同僚と、
家族間での関係性と
職場での上司や同僚との間で
同じようなことが
起きることが多いです。

相手に聞くという対処法

Aさんの事例でも書きましたが、
野暮に思えること
こんなこと言わなくても
分かるでしょとか
相手は分かってくれてるでしょと
感じることでも、当然とせず、
いちいち相手に聞くことが、
簡単にできる対処法です。

これは照れ臭いことに感じる
かもしれませんが、
言葉にしないことで、
相手への怒りを感じる
状況も増えます。

事例の中で、Aさんが
Bさんの仕事を代わりに
行ってあげたにもかかわらず、

Aさんが期待したようには
上司がほめてくれず
裏切られたように感じたという
場面がありましたが、

言葉にすることで、
こういった衝突も
減っていきます。

Aさんの中では
Bさんの仕事を代わりに
してあげたのだから、
上司もBさんも
感謝するだろうというのが
Aさんの内面の世界では
起きていることのため、

上司が期待したように
褒めてくれなかったときに
裏切られたように感じたのですが、

Aさんに内面の世界があるように、
上司にも、Bさんにも
内面の世界があり、
その内面の世界は、
ほとんどの場合
それぞれ異なります。

そのため、こんなこと
言わなくても分かるだろうと
思うことでも、
言葉でいちいち確認することで、
こんなにしてあげたのに…
というような思いをすることが
減ってきます。

上司やBさんは、
Aさんの内面世界を
知りませんから、

上司やBさんからすると
Aさんがやってくれたことが
想定外に感じる
ことかもしれません。

せっかくチームのために
やったのに…
そう思われることは
悲しい気持ちになること
だと思います。

ぜひ、言葉で確かめてみる
ということをトライ
してみてくださいね。

ご参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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