家族

弟・妹が生まれ、長男・長女の問題行動に困っています

こんにちは、心理カウンセラー諏訪田(すわだ)佳代です。

心の発達は、
学年が1つずつ
上がるみたいに
後戻りなしに進んで
いくのとは異なり、

少し進んで、
また少し退行を
繰り返しながら、
進んでいくものです。

そして、子供とお母さんは
お互いの行動や
心の動きを、
瞬時に互いに察知するため、

お母さんが妊娠して
下の子が生まれる時などは
大人が想像する以上に
子供にとっては
大変な出来事です。

この記事では、
フィクションの
ストーリーと共に、
具体的に見ていきましょう。

母親から離れたくない息子

2歳になるレオンは、
母親の代用品は望まず、
生まれてから
いつも母親自身を必要とし、
母乳しかのまず、
ミルクは飲まないし、
母親以外の家族があやしても
落ち着かない状態にありました。

そのことに悩み、
母親とはレオンを連れて
カウンセリングを
受けることにしました。

母親がレオンの行動などを
話している間、
レオンはおもちゃで遊んだり、
母親の膝のところに着たりを
しながら遊んでいます。

カウンセリングルームにあった
小さなタオルを
母親のところに持ってきて
ニコニコしていたり
していました。

カウンセリングの中で、
特にレオンとの対話が
あったわけではありませんが、
母親は今まで抱えていた不安を
カウンセラーに
もしくはカウンセリングの場に
不安を抱えてもらう体験が、

お母さんが落ち着くことに
つながったためか、
レオンが母親の代用品も
少しずつ受け入れるという
変化が出てきました。

抱えられる安心感

抱えられてもらう安心感
というのは、心も身体も
どちらもありますよね。

抱えると似ているのに
Containing包むというのが
ありますが、
これは母乳をあげる時に、
お母さんと赤ちゃんの間で
起きています。

お母さんは赤ちゃんを
抱っこし包み、
赤ちゃんはお母さんの
乳を包んで母乳をのみ
お互いに包み合っている
状態と心理学ではみます。

そして心の方は、
抱えるのが大変な時は
カウンセラーなどの
第三者を利用し、
時々抱えてもらうと

赤ちゃんにとっても
お母さんにとっても
安心が感じられ
どちらにも良い変化が
見られたりします。

タオルやぬいぐるみは、ママからの分離不安をなだめてくれる

ママとピッタリだった
心の段階から
ママから少しずつ
心も分離していくのが
健康な発達ですが、

分離不安は、子供にとっては
すごく苦痛なものです。
その時、その分離不安を
なだめてくれるのが
タオルやぬいぐるみです。

これを小児科医で精神科医の
ウィニコットは
移行対象と教えてくれました。

タオルのあたたかさなどが
その不安を落ち着かせてくれて、
ママと離れることへの不安を
なだめてくれ、また少しずつ
心を発達していけるのですね。

そのため、
そのタオルやぬいぐるみが、
汚れていても洗わず、
そのままであって
欲しいですね。

洗ってしまうと、
そのタオルについてた
匂いや安心もどこかに
いってしまうからです。

下の子が生まれるということ

フィクションの物語で
見ていきましょう。

16歳のアンナは
1つ違いの弟と、
3つ違いの妹の
5人家族で過ごしました。

それほど問題なく
過ごしていましたが、
高校生に入ってから、
抑うつ気味となり、
友達が少なくなったりして
不登校気味になりました。

母親のケイトは
どうしたらのかしらと
訳が分からず、
アンナを連れて
カウンセリングに来ました。

そこで、アンナと
カウンセラーの二人で
話していくと、
担任の先生は、
今まで優しく
してくれていたのに

急に素っ気なくなったり
以前のように
優しくしてくれない時が
あることなが語られました。

それを聞いて、
母親から聞いていた
アンナの幼少期のことが
カウンセラーの中で
思い出されます。

そして、学校の先生は、
もしかしたら、
お母さんが下の子を
妊娠した時のお母さんの
変化に似ているのかな。

お母さんが妊娠して
自分にだけ向けてくてくれた
優しさが変わった時、
本当は怒っていたけど、

その憤りをその時
表現できなくって、
あなたは抑うつっぽい
状態になっているのかな。

とアンナに聞きました。
そこから、アンナが
弟や妹が生まれて、
お母さんの態度が変わって
自分のお母さんが
どこかに行っちゃうようで
怖かったことや、

本当は、弟や妹のことが
少し憎かった
ことなどが語られました。

それらのことが、
カウンセリングで語られてから、
アンナは登校を
再開するようになりました。

これはフィクションですが、
子供にとっては、
下の子ができることは、
今までの安全な場所が
崩れてしまうように
感じるほどのことです。

特に兄弟間の年齢差が
少ない時には、
ママを独り占めできる
時間も短いため、

周りの人の力を借りながら、
上の子のニードも
満たしてあげるように、
簡単でないことですが…
意識してあげれると
いいと思います。

カウンセリングは母子一緒に。

子育ては、一人一人
それぞれに違って、
想定外なことも多く
ストレスを感じることも
多くあると思います。

子供の様子や態度が
変わったりして、
どうしたらいいのかしら
というようなことが起きたら
カウンセリングを
利用されてみてください。

お子さんが、10代以上など
ある程度大きくなっている時は
別ですが、
まだまだ小さい時には、
母子別々にカウンセリングですと
分断されて、
そのことで傷つきかねませんので、
母子一緒のところを
利用されてみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございます。

無料オンライン講座

【無料オンライン講座】
メールアドレスを登録して、
『人の顔色を伺ったり、
相手にどう思われるのか気になる
本当の理由と、
数ある心理療法の中で
このお悩みに向いている心理療法が
どれかを知れる』
15分の無料動画を受け取る⇓

購読後、メルマガ解除を希望される場合は
メール末尾のURLから簡単にできます。
フォームにご入力いただいた個人情報は、
暗号化通信されますのでご安心ください。

関連記事

  1. 夫に虐げられていて辛い。性格の不一致ではない3つの理由
  2. 夫から突然離婚したいと言われたけど…別れたくない。関係修復に役立…
  3. 優柔不断で自分の意見がわからないこと育ちの関係。
  4. 大学生の息子・娘が不登校でこのまま引きこもりになるのではないかと…
  5. 産後誰にも必要とされていないようだし育児もうまくできなくって辛い…
  6. 夫婦仲が悪くなるのが自然な日本の結婚システムとは?結婚がうまくい…
  7. 親のお手伝いをよくし聞き分けのいい子供がうつになる理由。
  8. 息子・娘が不登校で、将来のことが不安です。

ピックアップ記事

PAGE TOP
PAGE TOP