カウンセリング

親が不仲で仲裁役になるのが辛いあなたへ。

こんにちは、心理カウンセラー諏訪田(すわだ)佳代です。

こんな物語があったとしましょう。

『両親の仲がよくなくって
何かと自分が
親の間に入り、
思っていることを
相手に伝えるという
伝書鳩のような
動きになっていて、

家族のメンバーがそれぞれに
考えていることが
「分かってしまう」から
自分が先回りして
家族円満に行くように
動いているけども、

長い間それをやりすぎて
なんだかすごく疲れるし、
自分が心休める空間が
家にはなくて、だんだんと
苦しくなってきた。 』

今日はそんなお悩みについて、
心理学の立場からみると
家族内でどんなことが
起きているのか、

そして家族間で仲裁役としての
役割を生きていることが、
社会で他者との人間関係に
どんな関連があるか、

生きやすさに
つなげるには、
どうしたらいいのか
見ていきましょう。

悪口を聞かされる役回りとなる娘

夫婦が不仲だったり、
姑との問題を抱えていると、
夫や姑の悪口を
聞かされるのは、
息子ではなく
娘となることが多いです。

それは、女同士だから
というのもありますし、
もっと本質を見ていくと
それは母親の
自己実現とも関係あります。

母親が本来持っている
自分の力を社会で
発揮することなく、
母親としての役割にしか
生きれなかったときは特に

娘にもどこか
自分と同じように
「女なんだから、
そんなの無理よ。」
というような態度で
自分と同じであることを娘に
無意識に求めることも
あるかもしれません。

もしくは、
姑にさんざん悪口を言われ
ゴミ箱のように扱われ、
なんでも負の感情を
投げ込まれているような
状態が続くと
母親が娘に無意識に
同じようにしてしまうことも
あるかもしれません。

いずれにせよ
毎日一緒に住んでいる相手から、
ずっと悪口を聞かされるのは
息が詰まるような
すごく苦しいことだと思います。

昔の夫婦仲が良かった頃に戻ってほしい…

家族関係の良さは、
夫婦関係なくしては
成り立たないことですが、
どうして多くの
夫婦関係は
悪くなっているのでしょう。

結婚をした二人ですから、
最初の頃は夫婦仲が良く、
子供が小さい時は、
家族みんなで楽しい
幸せな時間を過ごせたことも
あったかもしれません。

最初はどのカップルや夫婦も
仲がいいのに、
どうして多くの夫婦が
仲が悪くなったり
いがみ合ったりするのか、

それは、
人間は相手を投影なくして
見ることはできないため、
惹かれた異性に対し
あの人って○○ですごく
素敵だなと思って
結婚するのですが、

何年も一緒に
生活をしていると、
「○○って思っていたけど、
そうではなかった、
こんなの本当にがっかりよ。」
とお互いに思ったりします。

ですが、〇〇というのは、
投影ですので、
本当の相手は、
○○とは少し違う、もしくは
○○とは全然違う
というのが自然です。

投影というのは、
自分が持っているイメージを
相手の中に見るため、

付き合い始めや、
結婚し始めの
〇〇で素敵だなという
ハネムーン状態は、
心理学的には
ある意味マジックに
かかっている状態です。

そのマジックが
時間の経過とともに
とけていった時、
本当の相手の姿をお互いに
見始めるのですが、
その時に、がっかりという
感情を抱いたりします。

ですが、ここで不仲になるか
今までよりも豊かな関係に
変容していくかの
分かれ道となります。

がっかりだけども、
二人で話し合ったり、
互いの要望は違うけど
どこかお互いが
納得できるところを
見つけれたりすると、
ハネムーンの時よりも
より本質的な深みのある
夫婦関係を築けますが、

日本では、
夫婦で話し合うことを
あまり教えてもらえないため、

多くの場合に、
「こんなはずじゃなかった」
「他の人と結婚すればよかった」
などと感じたりして、

夫婦間で話し合わず
子供を巻き込んでの
三角関係となり
なんとか家族のバランスを
取ろうとします。

三角関係に巻き込まれて身動きがとれない

夫婦間の三角関係に
娘が巻き込まれ
両親が直接
話し合わないですむように
伝書鳩のように
お互いの想いを
伝え合う役割を
娘が担うことがあります。

子供の立場からすると、
両親に仲良くなってほしい、
家族円満になるのならと思って、
その役割を務めていることも
多いです。

子供にとっては、
やっぱり両親が仲良しで
いれてくれることは
心理的にも安心を
もたらしてくれるからです。

ですが、伝書鳩のような
役割を任されると、
自分がどんどん
なくなっていうことにも
なりかねません。

両親が仲良しで
家族の場が安全基地のように
子供にとって安全の
場所であれば、
子供はすくすく主体性を
育てたり、

自分の望みを周りに
伝えたりして
自己を表現したり
自身の可能性を発揮
できたりしますが、

両親の間に挟まれていると
そんな自分を作ることを
許してもらえないようだし、
そもそも本当の自分の成長を
応援しれもらうという
環境がないため
自分の望みを求めているか
分からなくなったりします。

両親の望みを叶えて
あげるような役回りに慣れ、
それが長いこと続くと
どんどん自分のことが
どこかに見失われたりして
空虚感を感じたり
するかもしれません。

そして、周りに自分の望みを
言ってもいいんだよと
仮に言ってくれる人がいたとしても
その表現の仕方を
忘れてしまったり、
そうすることが、
親に対して罪悪感を感じたりと、

両親の仲裁役から降りたい
気持ちがありながらも
どうやったら
それができるのか分からず、
その間で身動きがとれなくて、
すごく苦しくなったりします。

相手の気持ちが「分かる」ことの危うさと他者との関係

学校や社会に出て
家族以外との人との関係を持つ時、
友達や同僚との間でも
伝書鳩のような役割や
もしくは常に相手の要望を
叶える側を
担ってしまうことがあります。

それは、家族内での役割が
自分の中で慣れていて
馴染みがあるため、
相手が変わっても
家庭内での役回りを
無意識のうちに取って
しまいがちだからです。

だけど、
それがずっと続くのは
しんどいですよね。

お家の中でも、
お家の外の関係でも
相手の望みを叶えるような役割で
自分の望みは
いつも後回しとするのは、

人間がそもそも持っている欲求
良くなりたいととか、
自分を持ちたい
つまり主体性を
持ちたいという欲求を
いつも放っている
ことになるから、
根底での不満
生きづらさが常にあります。

伝書鳩のような役割を
家にいながら
降りることもいいですし、
ゆくゆくは一人暮らしなどをして
親元から離れることは
家族の発達のプロセスとして
健康的な形だと思います。

自分がいなくなったら、
両親はやっていけないんじゃないかと
感じるかもしれませんが、
仲裁役の子供が
そばにいなくて衝突したら
それが向き合うきっかけに
つながるかもしれません。

そして衝突がうまく
いかなかったとしても、
それはその時にご両親が
夫婦カウンセリングなどを
受けることで、
家族全体がうまく
循環し始めることもあると思います。

ずっと誰かのために生きてきて
自分のことを後回しにしてきて
家族のためならいいと思っていても、
心のどこかに
本当は自分だって
自分の望む人生を生きたいと
望んでいる部分が
あるのではないでしょうか。

自分のことを後回しにすることから抜けるカウンセリング

親子関係から離れられても
外の人との関係で
やっぱり相手優先で
相手の願いを聞き
自分のことは後回しになる
生きづらさがある場合、
心理カウンセラーなどに
相談されてみてください。

誰だって人は
他者から良質なものを
写し返してもらって、
心の丈夫さ、自分という主体が
できていきます。

生きづらさを
一人でなんとかしよう
一人で踏ん張ろうとするのは、
やせ細った体で無理に
走ろうとするようなことで
早晩、疲れます。

カウンセリングなどを通して、
本音を話せたり、
一緒に考えてもらったり、
成長を見ててもらったり
困った時はいつでも相談できる
というような場所を持つこと
それが生きやすさに
つながっていく
本質的なことです。

カウンセリングは
家族の中で誰かを悪者に
するものではありません。

そして家族内の誰か一人が
カウンセリングを受けることで
その人の心の質が
変わっていくことは、
その人の家族に対する態度が
変わっていくため、
結果家族内の会話も
変わってくることも多いです。

ご家族のこと、これからの
ご自分の人生について、
一人で背負われずに
あなたがいいなと感じる
カウンセラーを
訪れてみてください。

参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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