カウンセリング

過去のトラウマを克服するためにトラウマ体験を話さないといけないわけではありません。

こんにちは、心理カウンセラー諏訪田(すわだ)佳代です。

過去のトラウマ体験が
ずっと自分について
回っているようで、
なんとかしたいと思いから
カウンセリングを
検討されることもあると思います。

カウンセリングでは
トラウマについて
話さないといけないと
思われることも多いですが、
実は無理にトラウマ体験を
話す必要はありません。

その体験は、
よく覚えてなかったり
うまく話せないように感じたり、
話す時に頭が白くなったようで、
主語と目的語が
なくなったりするかもしれません。

その体験を話さないと
いけないように感じると、
カウンセラーの前で
話を作らなきゃというような
ことにつながりかねません。

では、トラウマの体験を
話さずして、どのように
その体験に苦しむことが
なくなっていくのかを

ユングが教えてくれた
コンステレーションという
概念を用いて
具体的に見ていきましょう。

トラウマと全然関係ないと思われる話も大切

ユング心理学の中で
秘法ともいえるのが
コンステレーションを読む
というものです。

それは
心の中で感じていること(内側)と
現実の世界で起きること(外側)は、
全然関係ないと
思われることであっても
それらを合わせると
1つの連なりに見えることを
指しています。

それは、
いくつかの星々を合わせると、
その連なりが、オリオン座に
見えるのと似ています。

そのため、トラウマとは
全然関係ないと思われる
相談者の方にとって
話すのに負担のないことを

カウンセラーとやり取りする中で
トラウマのことは直接
やり取りしていないんだけど、

自分の人生や
今まで生きづらさを
感じていたことに、
妙に納得感が出たり
腑に落ちたりして

自分に付着して離れなかった
トラウマのことが
前とは違う感じ方に
なったりします。

私たちの心は不思議なもので、
納得感や
腑に落ちるということが、
生きやすさへの助けと
なることが多く、
心理療法で大切にされるところです。

また、内的な出来事や
外的な出来事の
星々を合わせると
その人だけの物語が
見えてきます。

自分の人生の運命や
どんなことをすると
心の深いところから
幸せを感じる人間なのか
自分のことがよく分かる
ことにも繋がります。

想定外なことが嫌いで、恋愛も苦手

想定外なこと、
自分がコントロール
できないことにも
ユングが教えてくれた
コンステレーションが
関わっていることが多いです。

想定外なことや
自分でコントロールできない
状況というのは、
大きな不安や怖れを
感じやすいものとなるため、
私たちに生きづらさを
感じさせます。

こうした自分にとって
あまりに不安で
不愉快なものには、
ほぼ間違いなく
コンステレーションが
関係しています。

例えば、想定外なことに
恋愛があげれるかもしれません。
勉強や仕事など、
なんでも頑張るのが得意で

あまり人に頼らず
自己完結を好む傾向があれば、
恋愛相手という生身の人間が
どんな行動を取るか分からないし、

また恋愛でうまれる
自分の生きた感情も
コントロールしにくいため、
誰かと一緒にいたいと思う反面
人と一緒にいるのが
苦しいかもしれません。

このストーリーが
自分の星座の1つを
成しているとしたら、
トラウマとは全く関係ない
出来事である

恋愛についての
カウンセリングが進むことが
間接的にトラウマを
取り扱っていることになります。

理屈で試せることは
いろいろ試してみたけど
生きづらさが
変わらなかったのに

それが変わるとしたら、
人生の出来事や意味に
妙に納得、腑に落ちる
という体験をした時です。

トラウマにうまく対応するレジリエンスの力。生きている意味を知ること

レジリエンスという言葉を
聞いたことはあるでしょうか。

レジリエンスとは、逆境、
トラウマ体験、
悲惨な出来事、
脅威などの重大なストレスに
うまく対応する過程のことで、
困難な体験からの
回復を意味します。

逆境における粘り強さの
自分への信頼度とも
言えるかもしれません。

精神科医のフランクルは、
次のように言っています。
「運命が強いる出来事は、
その人に重くのしかかり、
破壊する恐れがあると同時に
その人を高める可能性も
秘めている。」

この言葉は、
苦しみの最中にいる時には、
きれいごとに
聞こえるかもしれませんが、
世界中の多くの歴史で
そうした事例がたくさんあります。

本を参考にご紹介します。

「なんで私がこんな目にあうの?」
それは起きる必要は
なかったことかもしれないし、
起きたことに
理由はないかもしれない。
でも、もしその体験に自分が
理由を与えれれば、
その中に自分の人生を
よりよくするための
理由を見出せば、それはな何か
恐ろしいものではなく、
私の人生の中の金の卵と
することができるのです。

レジリエンス:人生の危機を乗り越えるための科学と10の処方箋

事例としては
若くしてがんになられた方が、
カナダでのマラソンレースで
寄付を募り、
それをがん研究に寄付したり、
暴力の家族に育った方が
そうした家族を支える会を
設立した例などがあります。

これらの例は壮大かもしれませんが、
「なんで私にこんな目にあるの?」
という地点から、そこから
よくなろう、なんとかしようと
行動するような力が
レジリエンスの力です。

小さな変化を起こすことは
何もしないよりも
ずっとよくて、
トライアンドエラーを
繰り返しながらでいいですし、

そして、
その過程や人生の意味を
見つけることも
一人で行う必要はありません。

レジリエンスを高める方法

レジリエンスを高まる方法法を
幾つかご紹介します。

つながりを大切にすること
家族や友人や重要な他者との間の
良好な関係を大切にすること
危機を乗り越えらない
問題としてとらえないこと

断固とした行動を取ること
ものごとを大局的にとらえる

いきなり大きくでなく
小さなステップを少しずつが
現実的に負担がないですし、
何より、そうした
レジリエンスの力が
もちろん自分の中にもあるんだ
と信じることが大切です。

陰極まれば陽に転じる

陰:トラウマのように
私たちにとって
嬉しくないことが
レジリエンスの力で、
陽:プラスに上向くことも
陰極まれば陽に転じると
言えますが、

悲しかったことが、
マイナス100であれば、
そのマイナスの絶対値が
大きい分、それが
プラスに転じれば、
感じれる豊かさも
大きいのではないかと思います。

もちろん、これは、
ボタンをポチっと押して
瞬時に解決できるような
ことではありませんが、

人生の意味や
人の心の深淵さ、
そういった豊かな源泉に
ふれる機会が
眠っているかもしれません。

ご参考にしていただければ幸いです。

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