夫婦療法・カップルカウンセリング

夫婦仲が悪くなるのが自然な日本の結婚システムとは?結婚がうまくいかないその理由

こんにちは、心理カウンセラー 諏訪田(すわだ)佳代です。

結婚をして幸せになりたい。
この人と一緒に人生を
歩んでいくんだとという純粋な
気持ちで結婚したのに、

いつの頃からか、
一緒にいると言い合いになって、
相手にイライラしたり
怒りや寂しさを感じることが
多くなるというのは
稀なことではありません。

私たちは、生きていくなかで、
お金の教育も受けませんが、
結婚の教育もまた受けません。

ですが、夫婦関係が長期的に
うまくいくには、
教習所で運転を学ぶように、
結婚についても、
結婚生活がうまくいくための
教育が本来あるといい
のにと感じます。

結婚しようと思ったほどの相手ですから、
ギクシャクするようになった今でも、
本当はどこかでなんとかしたいと
思われている方も多いと思います。

この記事では、
好きな人と結婚をしただけでは、
夫婦仲が悪くなるのが自然な
日本の結婚システムを
具体例をあげながらみていきます。

結婚しただけでは、夫婦仲が悪くなるのも自然な理由

夫婦という横の関係より、先祖から続く縦の関係が優先される日本の家族

妻と夫が籍を入れた時から
家族が始まる核家族が、
今の日本の家族の在り方ですが、
昔の3世代以上からなる
家父長的な拡大家族の精神に、
多かれ少なかれ私たちは
今も影響を受けています。

家父長制とは、
家を持続させるために、
父や長男が家の長となる制度で、
家の永続性のために、
先祖や家長の傘下で、
家族同士が忖度し
協力し合うものです。

縦の関係(家の永続性)を
重視するというのは、
心理的に根強く残っており、
したがって、

嫁姑関係(縦)、
父子関係(縦)などの
縦の関係での役割
(息子としてばかり、もしくは
父親としてばかりなど)を生き、
男と女・夫婦という横の関係は
人工的な努力を忘れると、
家族の中で埋もれてしまいます。

夫婦は衝突・ケンカして自然 – 夫と妻は別国籍ぐらいに文化が違うでちょうどいい?

結婚して日常の生活を
おくるようになって、
相手のちょっとした行動を不愉快に感じ、
それを伝えたところ
喧嘩になるというのは
よく起こることですよね。

例えば、食事中にテレビを
つけるかどうかの
違いがあったとしましょう。
旦那は食事中にテレビを
つけるのが当たり前で、
妻の方はテレビを消すのが当然と
思っているとしましょう。

毎日のことですから、
何を当然と思うかの違いは、
お互いとてもストレスになります。

テレビを消すという意見と(青色とします)
テレビをつけるという意見(黄色とします)
はどちらも正しいですよね?

ですが、私たち日本人は特に、
自分の色と相手の色は”同じ”を
前提にしているため、

相手が自分の色と同じでないと
”価値観や性格が合わない”と
すぐに思いがちですが、

同じ日本人同士であっても
育った環境(文化)が異なるのですから、
衝突するのが普通という
認識を最初から
持っておくことが有益です。

食事時のテレビにまつわる、
原家族(育った家族)の文化の
違いをみてみましょう。

テレビをつけるが当たり前の
夫の家族では、母子家庭であったため、
父親不在の寂しさを紛らわすために、
テレビを見ながらワイワイ食事を
するという文化がありました。

テレビを消すのは当たり前という
妻の家では、両親がとても貧しい
家庭で育ったため
食事中は静かに
自然の恵の有難さを感じるという
文化があったとしましょう。

この違いを、
”夫婦で意識的に話し合う”という
ということ無しに、
夫婦関係を良好に保つことは
長期的には困難になります。

夫婦・カップルなんだから、
面倒なことを話し合わなくても、
うまくいくと思われがちですが、
話し合えることがとても豊ですし、
この話し合いの時に大切なのは、
相手を自分の色に
しようとしないことです。

相手を自分の色にしようとするのは、植民地化するるのと同じ

青色にするか、黄色にするかを
競うことは、
妻か夫かどちらか個人のWinであり、
どちらが勝っても
夫婦という”Weの単位の
Winではありません。

負けたほうは、日常の生活が
相手の色に占領され、
植民地化されたようなもので
結婚生活に不満を抱きます。

では、青と黄色という
それぞれ異なる色を持つ
二人がどんなふうに
二人で一つの色を作っていくと
いいのでしょうか?
それを最後の章でお伝えします。

親との関係が密接すぎて、親が夫婦関係に干渉してくる

2つ目の具体例をご紹介します。

近年は、夫婦のどちらかの親が
夫婦の生活に干渉してくる
ケースが増えています。

少子化によって一家族あたりの子供の
家族が少なくなっていること、
また平均寿命の伸びや、
親世代が経済的に豊であることもあり、
子供が成人して家を出ても、
親が健在であることが当たり前で
親離れ・子離れが
難しくなっている時代
と言われています。

例えば、妻は子供を産んだ後、
比較的近くに住んでいる自分の実家に
頻繁に帰省しているとしましょう。

妻にとっては、
親はなんでも買ってくれるし、
子供の世話も常に
サポートしてもらえますし、
料理をしなくてもご飯がでてきて、
いいことづくめかもしれません。
頻繁に家に帰る妻に、
夫は寂しいと感じる思いが
増してきています。

そのことを妻に伝えたところ、
妻が母親に相談し事態が悪化
ということも珍しくありません。
「うまくいかないんだったら、
家に戻ってくればいい」というように、
自分たちのところに
取り入れようとする動き
まま見られます。

こういったケースの場合、
妻の両親の夫婦関係(横の関係)が
希薄ということが
背景の一つに考えられます。
夫との関係が満たさない母親が、
情緒的ニーズを娘に求め
両親が夫婦という二者関係を
育むのではなく、

二者関係で発生する葛藤を
和らげるために、
嫁にいった娘であっても、
娘を夫婦関係に取り入れ
三角関係を構成することで、
夫婦間の緊張を和らげる
ことがあります。

結婚後も妻と妻の母との関係が強く、
(もしくは夫と夫の妻)
頻繁に妻の親が妻に、
こうしたほうがいい、
そんなことはしないほうがいいなど
干渉しくれば、

妻の母と妻と自分という
三角関係の中で夫は疎外され、
これから本来築くべきの
自分たちの夫婦関係(横関係)
なかなかつくれません。

原家族(自分が育った文化)から抜け、自分たち夫婦の色を作ろう

先ほど、食事中にテレビを
つけるかどうかの例で、
青色か黄色かどちらかの色に
相手を変えようとすることは、
夫婦というWeの単位のWinではないと
書きました。

では、夫婦の単位のWinとは
何なんでしょうか
それは二人で試行錯誤しながら、
黄色でもない、青でもない、
緑色の文化を作ることです

二人で話し合って、
テレビは、日替わでつけるでもいいですし、
平日だけつけるでも、
なんでもいいのです。
二人が双方に歩み寄る努力をし
(meet in the middle)、
そこでお互いに腑に落ちることを
試行錯誤しながら
試していくことです。

この試みをすることで、
夫婦だけのオリジナルな
豊かな色を作れますし、
両親とも健康的に
自立した関係が築け、
家族の関係が循環し始めます。

緑色を作る作業は
骨の折れる作業かもしれません。
双方に緑を作ろうと
努力しているけども、
結局、青か勝つのか、
黄色が勝つのかという
個人の勝負に戻ってしまう
こともあると思います。

そんな時は
夫婦療法・カップル療法などのサポートを
受けられてもいいと思います。

最後に・・・

教習所で車の運転で
注意する点を学ばべるように、
本来であれば、
結婚という道のりを
歩んでいくことにも、

上記のような注意すべき点を
事前に認識しておき、
夫婦という二人の色を
作っていくという、

骨の折れるけど、
二人オリジナルの豊かな作業に
励んでいくことが、
長期的に良い関係が
作れるということを

教えてくれるとこがあると
いいのにと感じます。

確かに、骨の折れる作業なのですが、
人間は人生の最後が近づいたとき、
後悔の念が沸いてくるのは、

人との関係でやり残りしたことです。

あの人ともっと向き合って
おけばよかった、
この気持ちを伝えて
おけばよかった。など
人間関係でやり残したことは、
人生の幕を閉じるときに、
私たちの心を苦しめかねません

大切な人との関係が
豊な関係を
応援させていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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