カウンセリング

どんなうつ病にカウンセリングがいいのか。

こんにちは、心理カウンセラー諏訪田(すわだ)佳代です。

うつのような症状になることは
人生において大小はあれど、
誰しも人生のどこかで経験すると
言われています。

気分が下がっている時には
ひどく辛いというのは
どのうつにも共通ですが、
うつには様々な種類があり

何を背景にしたうつによって、
カウンセリングがいいのか
それとも、
くすりのほうがいいのか
異なります。

この記事では、
カウンセリングも受けたほうがよい
うつについて、
詳しく見ていきましょう。

自信がない、人に嫌われたり、迷惑をかけるのが怖い

会社や学校などで、
人と関わる時、
常に気を張り巡らせて
求められていることに
最大限応えようとしたり、
自分の意見は一切言わず
相手にいつも合わせたり、

そうしたことが続くと
心もとても疲れてきて
人といるのも苦痛で
独りでいる方が楽に
感じるかもしれません。

なのに、独りが楽だからと
独りでいても
心が満たされず
孤独で、常に空虚感が
あるかもしれません。

こうした状況が続くと
うつのような症状に
なることがあると思います。

こうした自分への自信のなさを
背景にしたうつは
うつが副次的なうつのため、

そもそもの苦しさである
自信がないこと、
自分が好きでないこと、
相手に迷惑をかけたりしたら
受け入れられないと思うこと、
嫌われたるのが怖いという

こうした苦しみを感じさせる
心の構造への
カウンセリングなしに、
うつがなくなることはありません。

こうした心の構造の
副産物としてのうつなのに
うつだけをなんとか
しようとすることは
何年も状況が変わらない
ということになりかねません。

さらに困難なことは
自信のなさからくる
うつはカウンセリングを
受けたほうがよいと
分かったからといって、
では、どこに行けばいいのだろうと
迷われることがあると思います。

どのカウンセリングでも
よいわけではないところに
よくなるまでの道の
難しさがあるかもしれません。

自信のなさは、
つまり自己愛と
関連がありますから、
援助する側に
自己愛についての
理解が必要となります。

自分のことを
誇大でも卑下でもなく
健康的に好きであること、
もしそれが難しいとしたら、
それは何らかの
過去の恥の体験と
関係しているかもしれないこと、

そうしたカウンセリングを経て
自分を好きになることに
生きづらさから抜けていくことに
つながります。

抑うつポジションはうつではない

うつのような状態になった時、
うつになる前の
明るい状態に戻りたいと
人は感じることが多いのですが、

明るい状態に戻るというのは
心の構造は変わらないままですから、
早晩また暗い気持ちになり、
上と下の気分の上下を
行き来するようなことに
なりかねません。

それは、仕事でカーっと走り、
気分を上げ、
お酒で気分を緩ませ(下げる)
ような感じで、
これを繰り返すと、
依存症にもつながります。

うつの気分でいるのが辛いから
そこから抜けだしたいのですが、
前のように明るく戻るのでないなら
どうしたらいいのでしょうか。

それは、気分の上下を
繰り返すという
今のポジションから
抑うつポジションという
新しいポジションを
心に耕していくことです。

抑うつと書いてあるので、
よくないものなのかと
思われるかもしれませんが、
そうではありません。

これは、季節でいうと秋で
とても成熟した心の
ポジションです。

表面的な励ましなどの
耳障りのよい言葉の
やりとりでは、
普段の意識(自我)には
時に心地良いことがあっても

それは結局は、
気分の上下を繰り返す
ポジションから抜けれないため、
根っこにある生きづらさから
抜け出すことにつながりません。

心を丈夫にしていく中で
時に気持ちが秋のように
感じることがありますが、
それは抑うつポジションという
とても豊かに人生を感じる
心づくりのプロセスです。

プロセスから離れたくなる躁的防衛

抑うつポジションというのは
成熟した心のポジション、
季節でいうと秋と
書きましたが、

その新しいポジションが
耕されていく過程で、
なんだかこの抑うつ感が
嫌だなと感じ、

そこから逃げたくなったり、
以前のように、
何とか気分を上げようと
したくなることも
あるかもしれません。

それを躁的防衛と
言いますが、
心が深いプロセスに
入っていくとこから
距離を取ろうとする行動です。

躁的防衛は
大きいことから
小さいことまで
ありますが、

例えば、セミナーに参加して
気分をあげる、
将来の壮大な夢を語り
万能的な自分を感じ
気分が高揚する、
などがあります。

躁的防衛をしたくなる
1つの理由は、
何らかの痛み、苦痛を
感じたくない、
今の心の容器では
それを抱えるのは辛いことと
関係があります。

心の容器と躁的防衛

心の容器は目に見えないのですが、
これは、心の発達過程において
少しずつ丈夫に
なっていくものであり、
幼少期の養育者や
身近な人との関係で
進んでいくものです。

心の発達がなんらかの理由で
途中で止まるということは
まま起きることですが、
心理カウンセリングは
心の器を丈夫にすることが
土台にあります。

(発達が途中で
止まるからといって
世間でよく知られる
発達の問題となる
わけではありません。)

この容器は何重にもなっており
その作り方は
いろんな方法があるのですが、
1つには、例えば、
心理カウンセリングの
時間や場所の設定などが
その容器づくりに
貢献してくれます。

定まった時間から
変わらずそこにあるもの
その不動さが
繰り返されると
その不動さが
心に養殖され、
確かに心の丈夫さに
つながっていきます。

この枠なしに
心理カウンセリングを
どれだけ行っても、
プロセスが深まっていきません。

枠がなければ、
内容物(カウンセリングの中見)
などが、すべて、
外に流れてしまうからです。

妊娠した時、
赤ちゃんが子宮という容器で
すくすく育つように
人が生きづらさから抜けていく時
それはつまり心の容器を
丈夫にするということであり、

その助けの1つとなるのが
心理カウンセリングの
時間などの枠が
事前に取り決めた通り
不動であることです。

一度、その枠組みが
取り決め通り
不動であることが
いかに安心かということに
慣れると

その枠組みを取り決めなしに
変えられることは、
次に何がくるのか分からなくなり
一貫性がなく、
心がまた不安定になる
というようなことに
つながりかねません。

心理カウンセリングとさなぎ

青虫が蝶になるまでの間
その変容の容器となるのが
さなぎです。

青虫から蝶という
質的に変容する過程では
容器が最重要です。

心理カウンセリングも
それに似ています。

生きづらいという感じている状態から
自分の彩(いろ)を見つけ
地に足をつけて
生きていくという変容の
容器となるのが、
カウンセリングの時間や
やりとりです。

それは楽しいだけの時間ではなく
時に心に痛みを感じることも
あるかもしれませんが、
それに向き合わず
生きていくのも
人間は苦しいものです。

それは1つには、
私たちには、
よくなりたい、
成長したい、
健康になりたいという
願望が無意識にある
からかもしれません。

生きづらさから抜けることは
インスタンに簡単に
なるものではありませんが、
心の丈夫さを作っていくことは、
長期的な充足感を
もたらしてくれることに
つながると思います。

この記事では、うつには、
様々な種類があること、
くすりがよいうつと
カウンセリングなくしては
生きづらさから抜けにくい
うつがあることをお伝えし、

カウンセリングがいい
うつの場合には、
どんなカウンセリングがいいのか、
そして、カウンセリングを
受けることによってできていく
抑うつポジションという
とても豊かなポジションが
あること、

そうしたプロセスにおいて
時に距離を置きたくなる
こともあるかもれないけども、
プロセスを熟してくれるには
容器が大切であることなどを
お伝えしました。

ご参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。


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