カウンセリング

虚無感や空虚感を感じて何もやる気がでないお悩みとカウンセリング

こんにちは心理カウンセラー諏訪田(すわだ)佳代です。

万能な自分を思い描き
理想の自分をいつも
頭の中で空想して
それに向かって
何か努力していないと
罪悪感があり、

だけど努力しても
月日が経っても
理想の自分にはなれなくて
うまくいかないことがあると
自分のことを
価値がないように感じ
空虚感があるかもしれません。

こうした生きづらさがある場合、
裏と表の二通りのタイプが
心理学的には考えられます。

表は、自分の都合で
人を利用し相手を
自分の思い通りに動かしたり、
反対に、裏のタイプだと
自分を差し出すことで
相手を思い通りにしています。

前者の場合は、
相手が自分の手足のように
動いて欲しいという気持ちに
どこか自覚があることもありますが、
後者の自分を差し出す場合は、
差し出すことで
相手を思い通りしようなんて
つゆとも思っていません。

普段、人との関係で
表ばかりすることもあるでしょうし、
裏ばかりの関わり方の場合もあれば、
もしくは、裏と表の
どちらもあるかもしれません。

こうした生きづらさを生む
こころの構造については
他の記事でも
ご紹介してきました。

今日の記事では、
前者と後者の
心の在りようについて
最初に見ていき、

こうしたお悩みで
カウンセリングを受けると
どんな発言がなされるのかを
フィクションの具体的で
見ていきましょう。

自己愛の傷つき-表と裏のタイプ

上述したような生きづらさは
過去にどこかであった
自己愛の傷つきに関係していて、
表のタイプと
裏のタイプがあります。

先ず表のタイプから
見ていきましょう。

なにクソの精神で努力し
現実的に成し遂げているものも多く
現代社会ではかなり適応的であると
見られる場合もあります。

ふつうで平凡な自分を
受け入れられず、
つねに自分は特別であり
いかに自分がすごいかを
周りに話し、

周りから賞賛が
向けられないと
自分が疎外されているようで
認めてもらえなかったように感じ
怒りにつながることもあります。

その根底には
自信のなさや自己不信が
あるかもしれません。

表のタイプの人は、
自分の手足のように
動いてくれる人と
相性がいいです。

次に裏のタイプを
見ていきましょう。

裏のタイプは、
「いえいえ私なんて」と
誰かの影に隠れ
その誰かの栄光のために
影で尽くします。

その誰かが立派な存在になる
ことによって、
自尊心が満足されます。

誰かの手足となり
相手のために頑張るため
表のタイプの人と
相性がいいです。

そしてもし、
例えば夫や子供のために
尽力したのに、
夫が思うように稼がない、
子どもが思うように
学校に進学しない
ということがあると
夫や子どもへの
許せないような気持ちになります。

夫や子どもが成功してくれることで
自分の自尊心がみたされるのに
そうあらないこごに対し
怒りにつながることがあります。

表のタイプは、
周りから特別な賞賛を
向けてもらえなかったら
怒りにつながり、
裏のタイプは
尽くした相手が成功しなかったら
怒りにつながりやすいです。

どちらも相手が
自分の思い通りに
動かないことに対し
怒りを感じるというところが
共通しています。

家庭環境と空虚感のつながり

自己愛が傷ついた時に
表と裏のタイプができますが、
それは気質(遺伝)や運というより
育った環境が
大きく関係しています。

どんな環境、
養育者とどんな関係だったら、
表のタイプに
なりやすいのでしょうか。

それは、親が自分のことを
誇大さの延長物として
子どもを利用する時です。

親の理想や期待が
子どもに投影され、
もっと上もっと上を狙わせ
親は自分の満たされないニーズを
埋め合わることのためにだけ
子どもを見て、

子どもは母親からの理想を
維持しようと
懸命に努力し
誇大自己のままを保ちます。

もし、少しでも
本来の自己を子どもが
出そうものなら、
それは、バカにされ
はずかしめられ、
否定される目にあいます。

このように本来の自己や
本当の自分を
生きることを応援されず
誇大な期待を生きることだけを
母親から映し返されると
失敗しても成功しても
虚無感があらわれます。

次に、どんな環境や
養育者との関係がどんな関係であると
裏の自己愛の傷つきになるのか
見ていきましょう。

裏のタイプになるシナリオは
2種類あります。

1つめのシナリオは
子どもが本来の自己を表現すると
「そんなことしないの」と
あからさまにばかにしたり、
もしくは、巧妙に
価値下げしする発言をしたり、

そうされると、
子どもは自分のことを
低く表現したり、
過度に謙遜したりして
親とのつながりを保ちます。

2つめのシナリオは
子どもが親をおそれ
敬いあがめているなら
親から愛されるという
やり取りが、
親との関係で
行われる場合です。

どちらのシナリオも
他者からどう思われるか
変に思われていないか
軽蔑されていないかが
大人になってからも
常に気になるようになります。

表か裏のどちらになるかの
違いはあっても、
どちらも、本来の自己を
幼少期からずっと
育てていくことができず、

どれだけ社会的に成功したとしても、
いつも空虚感、
空っぽな感覚
他者の評価が気になるという
生きづらさにつながります。

自己愛の傷つきのカウンセリング

表の苦しみや
裏の苦しみがあって
カウンセリングを受ける時に
話されることを
フィクションの物語で
見ていきましょう。
(複数の文献を混ぜ合わせた物語です。)

まずは表のタイプについて
見ていきましょう。

K氏はいつも面接の時間に
遅れてきて、
自分が仕事でどれだけ
成功をおさめていて、
それがいかに特別な人間であるかを
繰り返し話していました。

カウンセラーと1対1で
会話しているというより、
K氏があたかも聴衆に向けて
演説しているかのような感覚を
カウンセラーは
持っていました。

K氏は自分の話に
カウンセラーがどのように
反応したかは
あまり関心がないようで
カウンセラーが
何かを言おうとすると、
「自分の話を最後までさせてください。」
と言い、カウンセラーが
わずかな時間話すだけでも
イライラしている様子です。

ある時、カウンセラーが
他の人の言うことは
ほとんど聞かない傾向があるようだと
K氏に伝えると、
「私は人が話すのを聞くより
自分自身が3回話すのを
聞く方が好きなのです。」
とK氏は言いました。

自己愛の傷つきがあると
相手が自分の思い通りの
反応をしてくれることに
信頼感がないので、
全部隙間を自分で埋めて
相手は最低限自分を承認する
ぐらいしか相手のことを
信用できないため
次から次へと自分の話をして
相手に「すごいね」としか
言わせないように
もっていっています。
これは心を守るための防衛です。

次に、裏のタイプについて
見ていきましょう。

S氏は毎回カウンセリングに来て
カウンセラーのことを
じーっと見ていました。

カウンセラーは50分の間ずっと
片言も聞き漏らされないように
熱心に集中して聞き入ることを
要求されているかのように
感じていました。

ある時、カウンセリング中に
カウンセラーの固定電話が鳴り、
一瞬カウンセラーが
電話の方に目を向けました。

そのことに対し、S氏は
深く傷つき、
「先生には、
私が話すどんな言葉よりも
電話のほうが
ずっと大切だということが
私にははっきりしました。」
と瞳に涙をいっぱいためて
言いました。

この発言をカウンセラーに
素直に言えただけ、
まだS氏は、カウンセラーに
甘てれるのですが、
でも、自分の自己愛が
傷つく出来事でした。

こうした傷つきが
今までの人間関係でも起きていて
それと同じパターンが
セラピストの間で起き、
今までと体験と異なる
新しい返しが相手から返ってきて
心の丈夫さに
つながっていきます。

まとめ

どんな心を持つかは
次の3つが関係しています。
気質(生まれの遺伝)
環境(養育者との関係)
運(幸運・不運な出来事)です。

今日の記事でご紹介した
生きづらさは
主に養育者との関係で
本来の自己を認めて
成長を応援してくれなかったこと、

子どもが本当が欲しかった
情緒を向けてもらえず、
子どもは見捨てられないために
親の要望に合うような自己を
育てるしかなかったこと。

そうしたところに
生きづらさがあります。

この生きづらさがあると
なんでもかんでも
一人で頑張りたい
誰かに迷惑をかけたくない
と思うかもしれません。

でも、がっかりなこと
かもしれませんが、
このお悩みは一人で
なんとかしようとするのは
今までのパターンの
繰り返しになり苦しいです。

まずは、誰か一人、例えば
カウンセラーとの間でだけでも
いつもと違うパタンを
育てていくこと、
それが本質的な生きやすさに
つながります。

あなたがいいなと感じる
カウンセリングを訪れてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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