カウンセリング

大学生の息子・娘が不登校でこのまま引きこもりになるのではないかと心配な親御さんへ

こんにちは、心理カウンセラー諏訪田(すわだ)佳代です。

こんな物語があったとしましょう。

『大学4年生の娘・息子が
学校に行きたがらない。
行っていると思っていたけど
実は行っておらず、
就職活動も途中から
していないことが分かった。

このまま社会に
出なくなるのではないか、
ひきこもりになったら
どうしようととても心配。

高校生の時不登校に
なった時は、
なんとか他に
よりよい高校はないかと探し
転入させたこともあった。

本人に話を聞いてみたり、
行く気になるようなことを
伝えてみたり、
一生懸命寄り添い
八方手を尽くしたけど、

子どもは、
何も言わなかったり、
八つ当たりしてきたり、
焦りを口にするばかりで、
本当は何を考えているのか
分からない。

少しでも元気になるように
毎日ご飯を作ったり
部屋の掃除をしたり、
バイトも行っていないので、
欲しがるものは
お金を与えたりと

子供のために
尽くしてきたけど、
1つ問題解決したら
また別の問題が起きて
これから先、
どうしたらいいか分からない。
先のことが不安で仕方ない。』

こうしたお悩みを
お聞きしていくと
今回のことだけでなく、
今まで何かお子さんが
つまづくことがあったり、
問題が起きたりすると、

お子さんの代わりに
親御さんが問題を引き受け
解決してきたことが
多くみられます。

何より大事な存在だからと
思いますが、
このパターンを続けると
この先もずっと
何歳になても
同じようなことが
続くことになります。

1つ問題が解決されたら
また別の問題が起き
その都度、心を痛め、
お子さんのために
行動してあげることは、
実は心理学的には
健康的なことではありません。

こうしたお悩みが
本質的に変わっていくことや
今までと違うパタンを
生み出していくには、
『境界線』について知り
それを実践していくことが
何より大事です。

この記事で詳しく
見ていきましょう。

過保護や過干渉な親でいること

お子さんのこと
ついつい心配になるし、
他のお子さんと比較し
うちの子だって
他のお子さんと同じように
できるはずと、

ついつい、過保護になったり、
過干渉になること
あるでしょうか。

親子なんだから、
自分の子供の事なんだから
当たり前でしょ、
放っておけるわけないと
思われるかもしれません。

上述したことですが、
このパタンを続けると、
お子さんの年齢が
40・50歳になっても
親御さんが問題を
解決するというパターンは
変わりません。

そして、それは実はお子さんに
問題があるわけではないのです。

お子さんに問題が
あるわけでないと聞いて、
何を言っているのと
信じられないかもしれません。

理由を見ていきましょう

お子さんは、
日々のご飯は親御さんが用意してくれ
お子さんの部屋の掃除は
もちろんのこと
バイトをしなくても
何か欲しいものがあれば
買ってもらえ、
学校に行きたくなくて
何か問題が起きても、
どうするかは全部
親御さんが計画し
解決してくれる状態です。

本来は、お子さんの
問題であるべきものも、
親御さんが苦労し
全てのエネルギーを費やし
全部ご両親の問題に
なっています。

お子さんに問題ありません。
親御さんが肩代わりを
しているからです。

お子さんの人生が
変わっていくには、

問題の幾つかでも
自分で負わせるよう
することが大事です。

「そんなこと
できるならしている、
できないから
親がするしかない 」
と言うお声も
あるかもしれません

ですが、今まで
お子さんのために
してあげたことで、
お子さんのために
なったことがあったでしょうか。
今までのパターンが
変わったことがあったでしょうか。

お子さんの心配を
人生ずっと続けていくのは苦しい
お子さんのためにも
変えたい、
そうお感じでしたら、
続けて見ていきましょう。

どうやったら、
問題の幾つかを
本人が背負うことが
可能になるのか、

それは、問題のつけが
親御さんにではなく
お子さん本人にまわるように
いくつかの
境界線を明確にすることです。

境界線とは

この状態から
抜けていく鍵となる
境界線とは何でしょうか。

とても分かりやすく
説明されているものが
ありますので、
それを引用します。

境界線について
このように考えてみましょう。
お子さんは
あなたがた親御さんにとって、
庭の芝に水をまかない
隣人のようなものです。

ところが、お宅の庭の
スプリンクラーをつけると、
水はいつでも柵を超えて
隣のお子さんの芝生に
降り注ぎます。

お宅の芝は徐々に茶色くなり
枯らされていきますが、
お子さんは自分の
青々とした芝を見て、
「僕・私の庭は調子がいい」
と思うのです。

お子さんの人生は
ちょうどそんな感じです。

計画を立てず、
仕事もなくても
快適な住まいを持ち、
懐も温かく、
家庭で責任を
果たしている人に
与えらえるべき
全ての権利を
欲しいままにしています。

もし親御さんが
自分の地所の境界線を
もう少し明確に引き、
スプリンクラーの水が
自分たちの芝の上に
落ちるように調整すれば、

お子さんは
自分で水をまかない限り、
埃まみれの暮らしを
することになります。
しばらくは
気に入らないし
怒るかもしれませんが。

現状は、お子さんは
無責任で幸せです。
そして、親御さんは、
責任を果たしているけれど
みじめです。

ほんのわずかな境界線を
明確にしさえすれば、
この状況は
大きく変わります。

お子さんの問題を
親御さんの庭に
侵入させず、
本来あるべき場所である
彼・彼女の庭に
とどめておくように、
柵を立てればいいのです。

それは酷のように思いますか?

ですが、助けてあげることが
今までお子さんの
役に立ってきたでしょうか。

境界線-聖書が語る人間関係の大原則

庭の例えは
境界線を理解するのに
とてもいい例だと思います。

何か問題が起きた時、
過保護に過干渉に
親御さんが介入し
その問題のオーナシップを
親御さんが持つのではなく、

問題のオーナシップを
お子さんに持ってもらうことで
「考える」ということを
学びます。

そして考える過程で
お子さんから何か
相談を受けたりしたら、
アドバイスをしてあげたり
応援してあげるのも
いいと思います。

つまり、0と100の間の
関わり方が健康的です。

お子さんの問題を
親御さんが
全部解決する
100の状態から、
一切関与しない
0にしましょう、
ということではなく、

相談を受けたら
アドバイスをしげあげたり、
お子さんが決めたことを
それがご両親の
期待通りでなくても
応援してあげれると

お子さんは起きたことに
オーナシップを持っていきます。

相談された時に、
親御さんの思い通り
期待する方向に
持っていくのは、
また親子さんが
オーナシップを持つ
100の状態に
なってしまいますので、

0と100の間の関係性を
持てると健康的ですし、
それを行っていくことが、
お子さんが自分の人生に
責任をもって
生きていくことに
つながっていきます。

プライドが邪魔をする

お子さんの問題の
あれこれを
世話してあげたい理由に、

お子さんのためと思う気持ちと
もう1つ別の気持ちも
あるでしょうか。

例えば、周りの目、
お友達の目が気になり、
他の子と違う道に
我が子が行かないように、

もし違う道に行かれたら
がっかりや、
負け組になったような
悔しさがあって、
なんとか、状況をよくしたい
そうしたことも
見え隠れすることがあります。

それは、自分以外の誰か
特にパートナーやお子さんに
エネルギーを注ぎ、
その人が成功し光り輝くことで
ご自身のプライドが
維持されることが
人の心にはあり
それが関係しているかもしれません。

それは、性格ではなく、
心のテーマです。

それは自己愛のテーマとも言えます。
自己愛は、自分のことを
健康的に好きかどうかですが、

健康的に好きでない場合、
人は自分を誇大化させるか
卑下するかの
どちらかになります。

根底のとこで、
自分のことが
好きじゃなかったり
ホントは
自分に自信がない場合、

パートナーが大手企業で働くこと
子供が有名学校に行くことを求め、
心の距離が近い相手が
素晴らしく輝いていることが、
自分のよりどころに

なることがあります。

つまり、自分のプライドが
保たれるかどうかが
他者に依存しています。

これが悪いということでは
ありません。

ただ、うまくいかないことが
起きた時、
虚しくなったり
無気力になったりして
生きづらさを
もたらすことがあります。

相手に依存せず、
自分にOKを感じること
健康的なプライドを持つこと、
そのことは
ご自身の生きやすさだけでなく、
お子さんもそうした心を持ったり
親子関係もよくなることに
つながります。

私たち人間の心は
1人で作るものではなく
他者との関係で
できていくもですので、

相手に依存せず
自分にOKと感じることも
1人でどうこうできるものではなく、
人との関係で
できていくことです。

例えば、カウンセリングなどで
ただ気持ちを
聞いてもらうだけでなく、
誰にも言えなかったことが言えたり、
そのことについて
情緒に沿った
応答をしてもらったり、
甘えることができたり
迷惑をかけたって
見放されない、
そうした体験をしていくことで、
自分を根底のとこでOKと感じたり
人に依存しない
新しい母子関係のパタンを
築いていくことに
つながります。

あなたがいいなと感じる
カウンセラーを訪れてみてください。

ご参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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